メタボ健診「動機付け支援」とは?

さて前回、メタボリック・シンドローム健診では、

健康診断後のアフターフォローがあることが大きな特徴であるとお話しました。

今回は、いよいよ、「メタボリック・シンドローム」と診断された人が

受けるべき支援の内容についてお話します。

メタボと診断されたら?

メタボリック・シンドロームと診断された人には、後日医療保険者から「支援」の案内が届きます。

支援とは、今後行われる保健指導のことです。

そこには支援の「利用券」が入っており、保健指導を受けられる医療機関などの一覧があります。

自分で指導を受けやすい場所を選択して、予約を入れるところから始まります。

また、支援の内容は結果の度合いによって2つに別れ、

「動機付け支援」と「積極的支援」のどちらかを受けることになります。

動機付け支援の診断基準は?

以下の基準を満たしている人が「動機付け支援」の対象となります。

腹囲 男性85cm未満、女性90cm未満で

BMIが25以上

下記②~⑤で当てはまるものが1~2個

腹囲 男性85cm以上、女性90cm以上

下記②~⑤で当てはまるものが1~2個

 

 

または

 

 

①~④の診断基準は下記を参照してください。

①腹囲 

男性 85cm以上 女性 90cm以上

 または

BMI値25以上

②脂質  

中性脂肪(TG)値150mg/dl以上

かつ/または

HDLコレステロール(HDL-C)40mg/dl未満

③血糖値 空腹時血糖:110mg/dl以上
④血圧      収縮期血圧(上):130mmHg以上かつ/または拡張期血圧(下):85mmHg以上
⑤喫煙    喫煙歴がある(②~④の1つ以上該当の場合のみカウント)

 

どんなことをするの?

動機付け支援では、まず保健指導者がメタボと診断された人と面談を行い、

そこでメタボについての勉強と、現在の生活習慣の振り返りを行います。

その後、生活改善のための目標設定を行うなど、プロの指導が受けられます。

それでは、具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

◆面接

面接は、時間が決められており、個人面談なら20分以上、

グループ面談(8人以下)なら80分以上とされています。

内容は次のようなものになります。

1.メタボリック・シンドロームや生活習慣病の知識を得て、

生活習慣とメタボリック検診結果との因果関係を理解し、

自らの生活習慣を振り返ります。

2.生活習慣をこのまま改善しないとどんなデメリットやリスクがあるかを理解する。

3.食事や運動など、生活習慣を改善するための実践的な指導をしてもらう。

4.今後の行動目標を設定し、生活習慣を改善するためのツールや社会資源を紹介して、目標に向けて生活習慣の改善を実行できるようにする。

5.体重、腹囲の正しい測定方法について学ぶ。

6.最後に、自分の現在の状況を把握した上で行動目標、行動計画を作成する

以上の内容について学んだ後は、各自で行動計画に従って実践します。

◆アフターフォロー

面接で行動計画と行動目標を作成しただけでは、自分1人で実践し続けるのは難しいですよね。

動機付け支援では、きちんとアフターフォローもしてくれます。

6ヶ月以内に目標が達成できたかどうかの評価を行います。支援された本人が自己評価をするとともに、指導者側からも実践できたかどうかの評価を行います。評価の結果は本人が受け取ることができます。

実績評価は、面接でも可能ですが、電話やメール、FAXや手紙でもできるようなので、忙しい方でも可能ですね。

★支援を受ける3つのメリット

1.自分の状態をきちんと説明してもらえる

2.生活習慣病の知識がつく

3.ひとりではなく、指導者と一緒に生活改善ができる

メタボと診断されても、しっかりとした指導により改善が可能です!!

では、次回は「積極的支援」について詳しく説明していきましょう。

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2012年11月19日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メタボリック・シンドローム 内臓脂肪を減らす方法

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