タバコはメタボの原因になる!?
タバコは肺がんを引き起こすといわれ、禁煙が主流になっていますよね。
けれども、タバコとメタボリック・シンドロームはあまり関係ないような気がします。
しかし!!
喫煙とメタボリック・シンドロームは密接な関係があるのです!!
・タバコが内臓脂肪を蓄積させる!
「禁煙したら太ってしまった」なんていう話をよく聞きますよね。
このことから、「タバコを吸っていれば太らない」というイメージがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際は喫煙によって内臓脂肪が蓄積されやすくなるのです!
タバコは脂肪細胞から分泌される生理活性物質に変化をもたらします。
健康診断受診者を追跡調査した統計でも、喫煙本数が増えれば増えるほど、
ウエスト・ヒップ値が高くなり、内臓脂肪の量が増える傾向にあります。
・タバコが高血糖の原因に!?
血液中のブドウ糖は、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、筋肉や肝臓に取り込まれます。
しかし、タバコに含まれるニコチンが、インスリンの働きを悪くしてしまうのです。
その結果、細胞にブトウ糖が取り込まれにくくなり、結果として血液中のインスリン濃度と血糖値が上昇してしまいます。
血糖値を下げようとしてさらにインスリンが分泌されますが、最終的にすい臓が疲弊してインスリンが分泌されなくなり、一気に血糖値が上がり、糖尿病になってしまうのです。
・喫煙だけでも動脈硬化を促進する!
メタボリック・シンドロームは、「内臓脂肪型肥満」でかつ「高血圧」や「高血糖」「脂質異常」などの要因が重なった症状で、そのまま放置すると動脈硬化のリスクが非常に高い生活習慣病の一種ですが、
実は「喫煙」は、「それだけで動脈硬化を促進する要因」となるのです!!
ですから、
メタボリック・シンドロームの兆候がありつつ、さらに喫煙をしていれば、
どうなるかはお分かりですね?
そうです、
「さらに動脈硬化が加速する」のです!!
メタボリック・シンドロームの人が喫煙していたら・・・
これは生活習慣病の「スーパーハイリスク」患者となってしまいます!!
メタボリック・シンドロームは「肥満」のイメージがありますが
メタボの対策は、「禁煙」なしには語ることはできません!
「百害あって一利なし」禁煙はメタボ対策にはもちろん、健康に欠かせません!
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2012年11月4日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:メタボリック・シンドローム 内臓脂肪を減らす方法