メタボが引き起こす病気② 脳卒中

メタボリック・シンドロームを放置すると動脈硬化が進み、

この動脈硬化が原因となってさまざまな病気を引き起こします。

 

メタボから動脈硬化になるメカニズムは

以前の記事

メタボの恐怖!動脈硬化が死を招く

をお読みくださいね。

 

さて、メタボリック・シンドロームが引き起こす病気で恐ろしいのが

以前ご紹介した心臓病、そして今回お話しする「脳卒中」です。

 

脳卒中 (脳出血・脳梗塞)とは?

 

脳には4本の太い動脈、

そして無数の細い動脈が張り巡らされています。

 

メタボリック・シンドロームを放置すると

脳の血管が動脈硬化を起こし、

脳の血管が詰まったり、破れたりします。

 

 

 

 

 

 

 

脳の血管が詰まると「脳梗塞」

脳の血管が破れると「脳出血」や「クモ膜下出血」になります。

 

これらの脳の血管に関する病気を総称して「脳卒中」

といいます。

 

脳出血やクモ膜下出血は、高血圧が原因で起こることが多く、

やはりメタボリック・シンドロームの診断を受けている方には心配な病気ですが、

 

メタボが進行し、動脈硬化になることで起こりやすくなるのは

「脳梗塞」

です。

 

脳梗塞(脳血栓)

動脈硬化が進行すると、脳の動脈に血栓ができて詰まってしまったり、

または心臓付近でできた血栓が脳に到達して動脈がふさがれてしまったりして起こります。

脳梗塞は、脳血栓ともいいます。

脳梗塞には

大きな血管が詰まるアテローム脳梗塞と

小さな血管がつまるラクナ脳梗塞があります。

 

アテローム脳梗塞は発作などにより症状が出ることがほとんどですが

ラクナ脳梗塞は、詰まった血管の場所によっては自覚症状がないことも多く、

じわじわと進行していきます。

 

40代で3人に1人がラクナ脳梗塞を持っているとも言われています。

 

放置していると、徐々に麻痺や認知症などを引き起こすこともありますが、

ラクナ脳梗塞の初期の段階で発見し、治療を行えば、症状の進行を食いとめることができます。

 

いずれにせよ、血管が栓によって塞がれてしまい、

その先の細胞に酸素や栄養が届かずが死んでしまいます。

 

脳梗塞は脳卒中の中では比較的命を落とす危険性が低いですが、

細胞が壊死してしまうため、身体の麻痺や失語など、大きな障害が残ることが多い病気です。

 

脳梗塞の前兆・初期症状は?

脳梗塞の発作は突然来ることもありますが、徐々に起こることもあります。

 

脳梗塞(脳血栓)の初期症状、前兆は以下のようなものがあります。

 

  • 手足のしびれや麻痺
  • ろれつが周らない
  • まっすぐ歩けない
  • 嘔吐

 

などの症状が現れます。

脳の細胞は血の流れが止まってから10分で壊死してしまうため

こういった症状が出てしまった場合は、できるだけ早く病院に行くことが大事です。

 

脳梗塞の予防は?

脳梗塞を予防するには、やはりメタボリックシンドロームの対策が不可欠です。

血圧や脂質、血糖値などをチェックし、生活習慣や食習慣を見直すことが先決です。

 
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2013年4月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:メタボにまつわる病気

メタボを放置・・・動脈硬化が死を招く 

メタボリック・シンドロームを放置していると、

動脈硬化を引き起こすと言われています。

動脈硬化になると、脳卒中や心臓疾患など、

命に関わる病気のリスクが高まります。

さて、その「動脈硬化」とはどんな状態でしょうか?

◇動脈硬化とは

動脈硬化とは、動脈の内部に脂質が過剰に蓄積し、

血管の内部が狭くなり、血液が流れにくくなる状態のことです。

動脈の内部表面は、もともとはとてもなめらかな状態ですが、

歳を取るごとに血液中の脂が血管内部に徐々に付着していきます。

ある程度は加齢で仕方のないことですし、気にする必要はないのですが、

過剰な脂分を含んだ血液が流れていると、

脂の付着が促進されて動脈硬化を起こします。

何しろ血管の内部ですから、べったりとついてしまった脂は洗い流すこともできませんし、

掃除することもできません。

そして何より、動脈硬化は命に関わる病気を起こすリスクが大変高いのです。

日本人の死因第2位は心疾患、3位は脳血管疾患です。

どちらも「動脈硬化」が引き起こす病気です。

◇脂がたまりやすい場所は?

動脈内部に溜まる脂は、全身にまんべんなく溜まるわけではありません。

脂は血液より重いので、動脈が枝分かれする分岐点や、

曲がっている部分に溜まりやすくなります。

ですから動脈硬化は通常、局所的に起こります。

・糖尿病では全身に動脈硬化が!

通常は局所的に起こる動脈硬化ですが、糖尿病の場合は全身に動脈硬化が起こります。

・どうしてなるの?

恐ろしい病気を招く動脈硬化ですが、そのメカニズムはどうなっているのでしょうか。

動脈は、脳や心臓などの臓器はもちろん、末梢臓器にも酸素や栄養分を送る働きがあります。

動脈は3層構造になっていますが、その一番内側の層、

血管内皮細胞が侵されはじめて動脈硬化が始まります。

白血球のひとつである単球が血管内皮細胞にもぐりこみ、

そこで血液中にある悪玉コレステロールを取り込みます。

悪玉コレステロールは、小さければ小さいほど動脈の壁を抜けやすいのですが、

インスリン抵抗性(→記事)により、小さい悪玉コレステロールが生成されていると、

さらに取り込まれやすくなります。

 

こうして悪玉コレステロールを溜め込んだ単球が死に、 

そのまま血管内に蓄積されることで、

動脈の内部がどんどん狭くなっていきます。

 

そして蓄積された脂は「プラーク」という動脈硬化層を作ります。

悪化した血管内には赤血球もつきやすくなり、これが動脈硬化部分に起こると

一気に血液の流れが止められてしまいます。

心筋梗塞などはこのような流れで起こるのです。

◇喫煙・高血圧・高血糖も動脈硬化を引き起こす

たばこに含まれる物質は、血管内皮を傷つけることが分かっています。

高血圧は、高い圧で血管を圧迫しますし、
高血糖も血管にストレスを与えます。

ただでさえ、さまざまな要因で動脈硬化が進んでしまうのに
メタボリック・シンドロームではこの要素に加えて
脂肪から分泌されるさまざまな悪性ホルモンによって
さらに動脈硬化が進んでしまうのです。

あなたの命を奪う動脈硬化を防ぐためにも、
メタボリックシンドローム対策は欠かせません。

 

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2012年11月25日 | コメントは受け付けていません。 |

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